2019年度はじめてのおさんぽ会。草花のたたき染めの一日
2019年 05月 20日
2019年度はじめてのおさんぽ会を開催しました!
5月のおさんぽ会のテーマは「初夏の草花を摘んでたたき染めをしよう!」。
草花とたわむれる一日です♪
ワクワクドキドキしながら森に集まってくださったみなさんと、楽しい時間を過ごしました。
朝の会で、安全のためのお話をしてから…、草花集めのおさんぽにいざ出発!
大きーく伸びたタケノコに驚いたり、クサイチゴを摘んで味わったり♪
はじめて来てくれたお子さんも、イチゴを探すのにぐいぐい斜面をのぼって、草にわけいっていましたよ😃
すごーくみんなイキイキしていて、すごーく楽しい時間でした♪
好きな草花を摘んだら広場に戻って。
本題のたたき染めに入る前にまずはお昼ごはん。しっかりおさんぽしたもんね。
木漏れ日の中でみんなで集まって座って、お弁当タイムです。
お昼の時間は恒例テーマトークも!
「わたしがおさんぽ会に参加した理由」というテーマでお話ししていただきました。
・ずいぶん前からまめとっこを知っていて、ようやくタイミングが合って参加することができた。
・自分自身が自然の中で育ったので、子どもにもそんな経験をしてほしいと思っていた。
・毎日森に通うことは難しいけど、少しでも見守る・待つ子育ての機会をもちたい。
・子どもがのびのび遊ぶ姿を見たいと思って。
・長男がまめとっこのようちえんを卒園したばかりで、家の周りには自然が多いけど、子どもだけじゃなくて親にも仲間が必要なんだと改めて感じている。
などなど。
みなさん、それぞれの日々の中で感じることがあって、まめとっこに出逢ってくださったんですね。
やっぱり、不定期のイベント型とはいえ、おさんぽ会が存在する意義を感じます。
子育てを楽しめるようになったり、子どもとの信頼がより深まったりする、いい機会&転機になるんですね。
さて、お昼ごはんのあとはお待ちかねのメインイベント・たたき染め!
真っ白な布とゴムハンマーと、おさんぽで摘んだ草花を用意して、さぁやってみよう✨
布の間にやわらかな草花を置いて、布のうえからトントンたたけば、草花の姿が布に写るんです。
葉っぱのかたち、花の色。葉脈や、たとえばカラスノエンドウ(ぴーぴー豆の草)の小さな葉っぱやくるりんと巻いたひげの先まで。
やればやるほどおもしろい!
んです💕
子どもたちも小さなハンマーを握ってトントントン。
お母さんたちは、子どもたちのやりたい姿を見守りながらも、その隙を狙って草花を素敵に配置してみたり。
子どもとお母さんの「やりたいこと」のかねあいというのか、塩梅がとっても上手で、穏やか~な素敵な時間が流れていました✨
そのうち子どもたちは、へびいちごを集めてみたり、小さな水路でカエルを見つけて歓声をあげてつかまえたりと、森での遊びを存分に楽しんでいましたよ♪
なかなかお目にかかれないシュレーゲルアオガエルもいました!
きれいなあおいろの、つやつやなカエルくん😍
(この大きさのはオスかと思われます☺️ ひぃー、かわいい!)
このあと、かっこいい棒をめぐって、3歳の男の子と5歳の男の子のぶつかり合いがありました。
お気に入りの棒を見つけて、ずっと持っていた3歳の男の子。
その棒が何かの拍子に5歳の子の手に渡った様子。そのことに3歳の男の子が気づいたところからのぶつかり合いのようです。
大人の介入(仲介)もあって、一旦は絵本の時間まで5歳の男の子に貸すことで落ち着いたのだけど、約束の時間になっても返してもらえず取り合いの状況に。
その場面を見ていたようちえん そらまめ年長のSSが仲裁を試みて、棒を返すように交渉したけど決裂。
3歳の男の子と5歳の男の子の間でお互い手が出る状態になり、どうしてもこの棒がほしい5歳の子は大泣きをして気持ちを訴えていました。
双方の母が寄り添ったり、話をしたりして、最終的に棒は元の持ち主・3歳の子の元へ。
5歳の男の子はそのあとも悔しくて泣いていたけど、みんなの見えないところで一人で心を整えて、おさんぽ会終了後は、仲裁に入ったSSも含む3人でおしりで坂道を滑って楽しく遊んで帰った…ということでした。
お母さんたち、きっとすごく葛藤があったと思うんです。
初対面の子同士で、年齢差あり。
もともとの持ち主が明確な棒(午前中からずっと大切に握っていました)。
手を出すけんか、譲らないけんか。
説得しても通じない。
これはかなりお母さんにとってはモヤモヤザワザワする状況ですよね。
子どもの気持ちや主張よりも、「我が子には一刻も早く言うことを聞いてほしい」という気持ちの方が強くなってしまう状況じゃありませんか?
きっとこの二人のお母さんたちも、そんな気持ちになりつつも、「森のようちえんのおさんぽ会だから」と一生懸命子どもの気持ちに寄り添ったり、自分の感情に向き合ったりしたと思うんです。
3歳の男の子のお母さんが、このときのことをアンケートに綴ってくださいました。
***アンケートより抜粋***
***抜粋ここまで***
こんな葛藤(ぶつかり合い)や子どもが泣く事態があったときは、お母さん自身の過去の記憶や正しさのスイッチが押されがちですよね。
ネガティブな感情を長く抱えるのはしんどいから、早く状況を変えたいと思うし、やられる側よりもやる側のお母さんの方が耐えがたくて追いつめられてしまったりもします。相手にどう思われるか、とかね。(代表ちほっち、もれなく経験済みです😅)
単発イベント型のおさんぽ会では、子どもも大人も初対面同士であることが多くて、お母さんたちが未然に防ごうとするのかな、なかなかここまでのけんかは起こりにくいです。
そして仲直り…という体裁ではないかもしれませんが、けんかの後に相手と楽しくすっきり遊べる状態になることも少ないです。(時間的な都合から)
そんな中で、こんなけんかができて仲裁や仲直り(楽しく遊ぶ状態)までできたのは、子どもたち自身の力と、お母さんたちの頑張りがあったからだと思います。
本当にすごいよ!
(かといって、「怒らない」「見守る」が至上命題ではありませんからね。自分の気持ちや感情を抑えすぎたら、必ずどこかで何かのかたちで爆発しますから!これもちほっち経験談😋)
いろんないろーんな経験ができたおさんぽ会でした。
(文・写真:代表ちほっち)
広島市安佐南区・西区の森で活動中!
「お母さんである私」を大切に思えるようになる共同保育型ようちえん
森のようちえん まめとっこ
5月のおさんぽ会のテーマは「初夏の草花を摘んでたたき染めをしよう!」。
草花とたわむれる一日です♪
ワクワクドキドキしながら森に集まってくださったみなさんと、楽しい時間を過ごしました。
朝の会で、安全のためのお話をしてから…、草花集めのおさんぽにいざ出発!
大きーく伸びたタケノコに驚いたり、クサイチゴを摘んで味わったり♪
はじめて来てくれたお子さんも、イチゴを探すのにぐいぐい斜面をのぼって、草にわけいっていましたよ😃
すごーくみんなイキイキしていて、すごーく楽しい時間でした♪
好きな草花を摘んだら広場に戻って。
本題のたたき染めに入る前にまずはお昼ごはん。しっかりおさんぽしたもんね。
木漏れ日の中でみんなで集まって座って、お弁当タイムです。
お昼の時間は恒例テーマトークも!
「わたしがおさんぽ会に参加した理由」というテーマでお話ししていただきました。
・ずいぶん前からまめとっこを知っていて、ようやくタイミングが合って参加することができた。
・自分自身が自然の中で育ったので、子どもにもそんな経験をしてほしいと思っていた。
・毎日森に通うことは難しいけど、少しでも見守る・待つ子育ての機会をもちたい。
・子どもがのびのび遊ぶ姿を見たいと思って。
・長男がまめとっこのようちえんを卒園したばかりで、家の周りには自然が多いけど、子どもだけじゃなくて親にも仲間が必要なんだと改めて感じている。
などなど。
みなさん、それぞれの日々の中で感じることがあって、まめとっこに出逢ってくださったんですね。
やっぱり、不定期のイベント型とはいえ、おさんぽ会が存在する意義を感じます。
子育てを楽しめるようになったり、子どもとの信頼がより深まったりする、いい機会&転機になるんですね。
さて、お昼ごはんのあとはお待ちかねのメインイベント・たたき染め!
真っ白な布とゴムハンマーと、おさんぽで摘んだ草花を用意して、さぁやってみよう✨
布の間にやわらかな草花を置いて、布のうえからトントンたたけば、草花の姿が布に写るんです。
葉っぱのかたち、花の色。葉脈や、たとえばカラスノエンドウ(ぴーぴー豆の草)の小さな葉っぱやくるりんと巻いたひげの先まで。
やればやるほどおもしろい!
んです💕
子どもたちも小さなハンマーを握ってトントントン。
お母さんたちは、子どもたちのやりたい姿を見守りながらも、その隙を狙って草花を素敵に配置してみたり。
子どもとお母さんの「やりたいこと」のかねあいというのか、塩梅がとっても上手で、穏やか~な素敵な時間が流れていました✨
そのうち子どもたちは、へびいちごを集めてみたり、小さな水路でカエルを見つけて歓声をあげてつかまえたりと、森での遊びを存分に楽しんでいましたよ♪
なかなかお目にかかれないシュレーゲルアオガエルもいました!
きれいなあおいろの、つやつやなカエルくん😍
(この大きさのはオスかと思われます☺️ ひぃー、かわいい!)
このあと、かっこいい棒をめぐって、3歳の男の子と5歳の男の子のぶつかり合いがありました。
お気に入りの棒を見つけて、ずっと持っていた3歳の男の子。
その棒が何かの拍子に5歳の子の手に渡った様子。そのことに3歳の男の子が気づいたところからのぶつかり合いのようです。
大人の介入(仲介)もあって、一旦は絵本の時間まで5歳の男の子に貸すことで落ち着いたのだけど、約束の時間になっても返してもらえず取り合いの状況に。
その場面を見ていたようちえん そらまめ年長のSSが仲裁を試みて、棒を返すように交渉したけど決裂。
3歳の男の子と5歳の男の子の間でお互い手が出る状態になり、どうしてもこの棒がほしい5歳の子は大泣きをして気持ちを訴えていました。
双方の母が寄り添ったり、話をしたりして、最終的に棒は元の持ち主・3歳の子の元へ。
5歳の男の子はそのあとも悔しくて泣いていたけど、みんなの見えないところで一人で心を整えて、おさんぽ会終了後は、仲裁に入ったSSも含む3人でおしりで坂道を滑って楽しく遊んで帰った…ということでした。
お母さんたち、きっとすごく葛藤があったと思うんです。
初対面の子同士で、年齢差あり。
もともとの持ち主が明確な棒(午前中からずっと大切に握っていました)。
手を出すけんか、譲らないけんか。
説得しても通じない。
これはかなりお母さんにとってはモヤモヤザワザワする状況ですよね。
子どもの気持ちや主張よりも、「我が子には一刻も早く言うことを聞いてほしい」という気持ちの方が強くなってしまう状況じゃありませんか?
きっとこの二人のお母さんたちも、そんな気持ちになりつつも、「森のようちえんのおさんぽ会だから」と一生懸命子どもの気持ちに寄り添ったり、自分の感情に向き合ったりしたと思うんです。
3歳の男の子のお母さんが、このときのことをアンケートに綴ってくださいました。
***アンケートより抜粋***
念願のおさんぽ会に参加できて、想像以上に楽しかったです。
自然の中で、息子も仲間と歩いて、私自身も発見がいっぱいありました。
草花のトンカチは親の方が夢中になっちゃいました。
最後に枝の取り合いもありましたが、少しすれば坂道を滑りあったりと子ども同士で解決する力に驚きました。親は見守ることの大切さを感じました。
もう少し子育ての話もできたらなぁとまた次の機会もあれば参加させていただきたいと思います。
貴重な体験ありがとうございました。
***抜粋ここまで***
こんな葛藤(ぶつかり合い)や子どもが泣く事態があったときは、お母さん自身の過去の記憶や正しさのスイッチが押されがちですよね。
ネガティブな感情を長く抱えるのはしんどいから、早く状況を変えたいと思うし、やられる側よりもやる側のお母さんの方が耐えがたくて追いつめられてしまったりもします。相手にどう思われるか、とかね。(代表ちほっち、もれなく経験済みです😅)
単発イベント型のおさんぽ会では、子どもも大人も初対面同士であることが多くて、お母さんたちが未然に防ごうとするのかな、なかなかここまでのけんかは起こりにくいです。
そして仲直り…という体裁ではないかもしれませんが、けんかの後に相手と楽しくすっきり遊べる状態になることも少ないです。(時間的な都合から)
そんな中で、こんなけんかができて仲裁や仲直り(楽しく遊ぶ状態)までできたのは、子どもたち自身の力と、お母さんたちの頑張りがあったからだと思います。
本当にすごいよ!
(かといって、「怒らない」「見守る」が至上命題ではありませんからね。自分の気持ちや感情を抑えすぎたら、必ずどこかで何かのかたちで爆発しますから!これもちほっち経験談😋)
いろんないろーんな経験ができたおさんぽ会でした。
(文・写真:代表ちほっち)
広島市安佐南区・西区の森で活動中!
「お母さんである私」を大切に思えるようになる共同保育型ようちえん
森のようちえん まめとっこ
★2019年度 イベント情報★
●5/20(月)・25(土)入園説明会
別日程で体験説明会2日つき!
2020年4月に年少になる2016年度生まれ・年中になる2015年度生まれ対象
●6/3(月)
お話し会「自然がはぐくむ親子時間」
森のようちえん的 見守る子育てコトハジメ
0~3歳のお子さんのいらっしゃる方のほか
プレママ・プレパパなどもどうぞ!
●6/18(火)・7/17(水)
2学期からの会員募集!
親子組さやまめ体験説明会
※URLの記載がないものはまだ募集を開始していません
★LINE@はじめました!★
子育ち・親育ち&イベント情報を受け取っていただけるLINE@の配信を開始しました!
お友だち登録お願いします!
※イベントメールは廃止しました
★メディア露出情報★
テレビ新広島「みんなのテレビ」Thank you for zeroコーナー
http://www.tss-tv.co.jp/thankyouforzero/newsarchives/index_mintv.html/page/2/
(動画が見られます)
★まめとっこメディア★
◆団体の理念や概要が知りたい
→森のようちえん まめとっこホームページへ
http://mametokko.jimdo.com/
ようちえん(年少~年長対象/月~木曜日開園)
親子組(1歳~未就園児親子対象/火曜日開催)
おさんぽ会(0歳から参加できる月1回の自然体験イベント)展開中!
◆まめとっこの日常をのぞいてみたい
→Facebookページ いいね!してね☆
https://www.facebook.com/mametokko/
◆まめとっこのイベントに参加したい
→おさんぽ会、親子組入会説明会などなどの募集開始をLINE@でいち早くお届け!
テレビ新広島「みんなのテレビ」Thank you for zeroコーナー
http://www.tss-tv.co.jp/thankyouforzero/newsarchives/index_mintv.html/page/2/
(動画が見られます)
★まめとっこメディア★
◆団体の理念や概要が知りたい
→森のようちえん まめとっこホームページへ
http://mametokko.jimdo.com/
ようちえん(年少~年長対象/月~木曜日開園)
親子組(1歳~未就園児親子対象/火曜日開催)
おさんぽ会(0歳から参加できる月1回の自然体験イベント)展開中!
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http://mametokko.exblog.jp/27053227/
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https://mametokko.jimdo.com/top/スタッフ募集/
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by mametokko
| 2019-05-20 19:31
| └おさんぽ会日誌
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