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5/12 お父さんも森で見守る育児!お父さん当番日

お母さんたちが佐伯区で開催されたイベント「5's」に出店していたのと同じ日…
森にはお父さんと子どもたちが集まっていました!

今年度第1回目のお父さん当番日です✨

お父さん「参観日」でも「参加日」でもなく、「当番日」。
お父さんたちにも、当番の心づもりで来ていただきます。

ふだん、たぶん晩ごはんのときなんかに、お母さんとそらまめ(ようちえん)の子どもがまめとっこの一日や友達のことについて話していると思います。
それを聞いているお父さん、きっと、子どもの成長やお母さんの充実を感じて目を細めながらも、

「それ、どこ?」
「それ、なに?」
「◯◯くんって、だれ?」

のように頭の中にクエスチョンが湧いて、話と話がつながらないこともあったりするかも?!?!

どんな場所で、我が子が仲間とどんなふうに過ごしているのか。どんなふうに、だれと遊んでいるのか。
お母さんたちは森でどんなふうに子どもたちを見守っているのか。

そんなことをお父さんともわかち合いたくて、2016年度から年に2回くらいずつ続けています☺️

あ、それまでもずっとやりたかったけどできずにいたんだけど、それを「やってほしい!」と後押しして実現に導いてくれたのは、園児のお父さんでした👀✨


さてさて。2019年度。
新入園児を迎えて、新しいメンツが増えたまめとっこファミリーのお父さん当番日は…

初!森!(普段の活動に初参加)のお父さんも2人来てくれました~✨
新年少児のお父さんはおしごとなどで都合が合わず、代わりにお母さんが参加してくれました。

保育当番2人を含め、子ども14人に大人13人の大所帯!
普段の保育は大人が4~5人だから、厳密には「普段の様子を見てもらえる」わけではないんだけれど。

朝の会の前にお父さんたち同士の自己紹介や見守りについてのちょっとしたミーティングをして、朝の会をしてからしゅっぱーーーつ!
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エイエイオー!!と進むかと思ったら…
後ろの方から大きな泣き声。
年少TMくんが転んで鼻のあたりを擦りむいてしまったとのこと。
前方と後方で情報のやりとりをしながら、先頭の子どもたちに遊びを投げかけてさりげなく後方の様子をうかがったり待ったり。
保育当番のそんな様子も見てもらえたかもしれません。
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これまで何度かお父さん当番日を重ねてきて…。
また、夏まめ(夏の家族デイキャンプ)やファミまめ(ようちえん・親子組合同の家族イベント)なども重ねてきて、お父さんと子どもたちの交流が深まっています。

だからだろうね、お父さんが我が子以外の子どもの様子を目を細めて見ていたり、話していたりする姿があちこちにありましたよん💕
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お昼ごはんの時には。
親子組さやまめでお母さんたちが経験してきたテーマトークをお父さんたちと楽しみました。

テーマは…
「子ども時代に好きだった遊び」。

もしかして、そらまめの子どもたちを見て自分の小さかった頃のことを思い出したりしたかなぁ。自分の姿と重ねたり、違い(子どもは子どもの人生を生きていること)を感じたりしたかなぁ。
そんな意図もあって、小学校低学年くらいまでのことを思い出して話してもらいました♪

「住宅街を三輪車で走りまくってましたね」
「それって暴走族みたいだね」
「抵抗なく虫を触れてたなぁ」
「夏にトマトもいで、隣の家の壁にぶつけて逃げたなぁ」

…いろいろやってますな😁

世代が近いお父さんも、ちょっと?!年の差ありのお父さんも、似たような経験や風景や感情を思い出して共感したり、そんな世界や育ち方があったのか!と新しく発見できることがあったんじゃないかなと思います✨
そして、まめとっこが縁で集うことになったお父さん同士、お互いがどんな人たちか知れて安心したはず!

その証拠に?!お昼ごはん前と後とでは、お父さんたちの遊び方…子どもたちとの距離感とかが、明らかに変わっていたから!!


いつものように帰りの会をして下山して、お父さん当番日の最後はお父さんたちとの振り返り。
今日の子どもたちの様子を見て感じたこと、気づいたことをそれぞれ話してもらいましたよ。


・棒を使って遊ぶのがどうにもならない…。(止めても止まらない、という感じ)子どもの怒りに火がついたとき、棒を持っているとこわいと感じた。

・前回、前の年長がいたときは上と下の学年が混ざって遊んでいたように感じたけど、今回は同学年で遊んでいる姿が多かった。どうなんだろう?

・年下の子たちの歩くスピードが早くなった!

・ジャングルジムのようなつるのところで、年上の子たちばかりで遊んで小さい子たちが入れずにいたような。あれでいいんだろうか?でも、お昼ごはんのあと、年上の子たちがいなくなってから遊べていた様子ではあったな。

・歩くスピードが速くなった!

・前の年長がいなくなって、横のつながりが強くなった気がする。

・年下の子を甲斐甲斐しく気にかけてくれる小さなお母さんのようだったUちゃんとFSちゃんがいなくなって、年下の子を見守る人がいないと妻と聞いているんだけど、今、小さい子を気にかける子がいるんだろうか?今日は年少さんたちはお母さんと一緒にいたけど…

・はじめて森に来たけど、他のお父さんの振り返りの言葉を聞いていると、自分は子どもの様子を見るというよりは普通に一緒に遊んでしまった気がする😅

・前は森でも親に甘える姿があったが、年中になって、甘えなくなったなぁと感じた。家の方が甘える。でも、それでよかった。自分の世界を持てているということだと思う。

・楽しかった!困ったのは、自分が他の子と遊んでると、父をとられたくない様子があったこと。新鮮だった。

・自分が子どもの頃は森で遊ぶのは特別なことだったけど、この子たちは毎日こんなふうに遊べて、贅沢だしうらやましく感じる。


などなど。
続いて、年少のお母さん・保育当番の母からも♪

・お父さんとふれあうところをなかなか見る機会がないから、お父さんに甘える姿を見られたのが楽しかった♪

・お父さんと森に入るのが新鮮だった!お父さんがいるけど、気にせず自分で遊ぶんだな~など、見ていておもしろかった😁

・今まで一緒に遊んだことがないと記憶している年中の男の子が、我が子(年少)と楽しんでいたかくれんぼに入ってきてくれた。レベルも合わせてくれていた!

・お父さん大好き、お父さんに見せたいなどの気持ちが見えた。奥さんから◯◯と聞いていたけど、子どもから頼られてしまって、見たかった姿が見られなかったりのジレンマもあったかな?普段保育に入っている自分も、人からは「困ってる友達を助けてたよー」なんて頼もしい様子を聞いていたけど、自分が当番に入ったときは甘えられてしまってそんな姿が見られないこともあった。でも、それでいい♪


実は今回、お父さん当番日の間に体調を崩して早退した父子や、他にも倦怠感を訴えて帰りはおんぶで下山しなければならない子がいました。

そんな場面で、別のお父さんが荷物を持ってあげたり、子どもをおんぶしてくれたりと、とっても自然に助けてくれました。
「前回はうちが助けられたから今回は助ける側に」と申し出てくれたお父さんも。

解散してから、お母さんたちのLINEグループでお父さんが感謝のメッセージを伝えてくれたりと、そんなこともあったんですよ!


その後、体調不良の子が複数出て、明日の保育は休園にするべきか…と検討している最中であり、歓迎したり「こんなことがあった」とひけらかすようなことが言える状況では全くないのですが…。

子どもとお母さんたちが日頃どんなふうに森で過ごしているのか、どんな子がいてどんな遊びをしているのか、お母さんたちが保育当番としてどんな動きをしているのか、などなどを共有してもらえたんじゃないかなと思います。

過去に、お父さん当番日を通して「子育てのこと、もっと考えたいと思った」と奥さんと話したお父さんもいたそうです😉


そう、お母さんたちが子育てにまっすぐ向き合い、なかなか思い通りに進むことの少ない子どもとの時間を柔軟に受け入れたりできるのは、お父さんとの関係が安定しているからこそ。

子どもの心の受け皿はお母さんで、お母さんの心の受け皿はお父さん。
(もちろん、お父さん・お母さんについては逆の関係も成り立ちますね♪)


お父さん当番日をきっかけに…
子どもを真ん中に、お父さんお母さん、そしてまめとっこファミリー全体のパートナーシップがより深まっていくことを期待しとります✨


(文・写真:代表ちほっち)


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 初夏の草花を摘んでたたき染めをしよう!
●5/20(月)・25(土)入園説明会
 別日程で体験説明会2日つき!
 2020年4月に年少になる2016年度生まれ・年中になる2015年度生まれ対象
●6/3(月)
 お話し会「自然がはぐくむ親子時間」
 森のようちえん的 見守る子育てコトハジメ
 0~3歳のお子さんのいらっしゃる方のほか
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●6/18(火)・7/17(水)
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by mametokko | 2019-05-13 16:10 | ├そらまめ(ようちえん)日誌 | Trackback | Comments(0)

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