虫のイノチ、息子のキモチ

こんにちは。まめ母のアイです。

長男が現在そらまめ(ようちえん)の年長さんで、4月から2歳の次男が念願の親子組さやまめさんになりました。

そらまめの親当番に加えてもう1日、次男と森をのんびり(いや激しく!?)お散歩しています。


そんな次男の
BNが最近ハマっているのは、虫取り!

バッタやカエル、カニにトカゲ。身の回りにいる小さな生き物に興味津々!

最初は見ているだけでしたが、周りの大人やそらまめさんが捕まえているのを見てチャレンジするようになりました。


つついてみる→つかんでみる→追いかけてみる→自分でつかまえる

みるみる上達!

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興奮でヨダレが・・・

つかまえることができるようになってから、大人の都合上困ることも増えてきました。

自分でおさえるのに必死だから逃げないようにグゥッと力を入れちゃうし
(なんか汁でてくるし;;)、

そこで自信がついたようで、捕まえた虫を逃がさずずっと持ってるし
(なんか乾いてきちゃってるし;;)

「家に持って帰る!」っていうし!!

最初は迷い迷い、最低限の指摘とお願いをしていました。

「ぎゅっとつかんだらカエルさん痛くないかねぇ?」

「カニさん、お水飲まないと死んじゃうよ?」


本人が考えて決めてほしい、と思っていたので、虫さん達には申し訳ないのだけれどそんな風に言っていました。

でも、自分で捕まえられた嬉しさと興奮で、キープしておきたい、家に持って帰りたい気持ちがとても強く頑なでした。


私の伝え方が優しいからかな?と思って、次はもう少し強く言ってみました。

「ねぇねぇ、カエルさんグッタリしてるよ?川に帰してあげて!」

そしたら、長男を迎えに行った別の森で、しぶしぶ離すことに同意しました。



私としては命を傷つけずに、少し見たら森や川に帰してあげてほしいと思っているけれど、

それは私自身が小さいときに大人の見ていないところで、ここには書けないような残酷なことも散々してきて、


命が一瞬にして失われる罪悪感や弱肉強食の世界や、それに伴う不快さを感じるようになったからそういう解を出したわけで。

そんな数年間の黒歴史を2歳の子どもに数回言ってわからせる、というのは傲慢な気がして。


仮に言うことを聞いてくれたとしても、それは体験ではなく親が言ったからとか叱ったから、という動機づけにしかすぎなく。

一方、「殺生しない」という宗教や文化を持つ人もいるのだし、言い方云々、子どもの気づき云々ではなく、「生かして帰す」ことを毅然と伝えるのもありだと思うのです。


(でもさ、害虫は殺すじゃん!肉だって魚だって、殺して食べるじゃん!)


私の中の本音と建て前、善と悪が交錯しました。

どうする?ワタシ!!


自分の中で「建て前」であることをきちんと認識せずに発した中途半端な言葉がけは、たいていスルーされますね。

だからこんな時、どうするかはさておいて、自分の中での本音を探ることにしています。

だいたい、矛盾だらけです^^;


だけど、それをわかったうえで「やってほしくないこと」「やってほしいこと」を伝えると、不思議なことにわかってくれることが多いような気がします。仮にお願いを聞いてくれなくても私自身のスッキリ感が違います。


私の中で虫の命は、大事か大事じゃないかと言われれば大事です。

でも、正直なことを言えば、ちょっとこれを言うのは気が引けるのですが、「私の目の前で」生き物が弱るのが嫌なんだと思います。

だから、「死んだらかわいそうだよ(その虫が)」ではなくて、「カピカピになってかわいそうで(私は)見ていられない!!」と言うことにしました。


「普通は」「常識的に」○○なもんだ、

と会ったことのない世間一般を主語に言われるより、


時と場合によるのでしょうけど、

「(僕の大好きな)ママは○○が嫌なんだ!」

というメッセージの方が、よほど物事の道理を伝えられるのではないか?

だって、この年齢はお母さんがその子どもの世界を創っていると言ってもよいのだから。



で、結局、こんなのを用意することにしました。


ジャジャーン!

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プラ容器です。


森の中でみつけた生き物はキャッチ&リリースしてほしい。

でも、今は、それが大好きで手放せないのよね?

ならば一旦リリースすること、言い聞かせることは私の中から手放して、命を傷つけないことを優先して様子を見てみよう。


その後
2度、持ち帰ったトカゲさんとバッタさんを育てきることができなくて(丁寧な言い方をしています汗)、天国に。

BNは毎日虫かごの中を見ていました。

そして、トカゲは自分で土に埋めると言って、埋めたようです。

(昨日不覚にも庭で発見してしまいました。土がかかっていませんでした汗)

何を考え、何を感じていたのかな。


そして今日!!

自分でバッタをおさえました。小さいバッタなのに、つぶすことなく生け捕りできました。

この数週間で随分指の力の入れ方がうまくコントロールできるようになっています。


容器に入れて時々確認していましたが、お昼ご飯を食べてから、ふたを開けてほしいと言ってきました。

(え!?逃げちゃうよ??)

と口から出かかったけれど、「開けるの?」と確認をして、うなずくのでふたを開けました。

バッタはピョンと元気に飛び出し、草むらに帰って行きました。

「いいの?」と言ったら、「うん」と言いました。

「バイバイ」と言いました。私も「バイバイ」と言いました。


「帰してあげたの、えらいね。」とは言いたくありませんでした。

BNがそんな言葉を求めていないというのもわかっていました。

彼が何を感じ、考えていたのか。私はただそのまなざしを少し斜めから見つめて、ドキドキするほどの幸せを噛みしめていました。

土に帰してあげたから嬉しかったわけではありません。

時間をかけてBNと虫についてのやりとりをしてきたこと、彼なりのトライ&エラーでいろんなことを感じ、(今日は)帰すと自分で決めたこと。

そんなことが嬉しかったのかな。


子どもは子どもなりに、うまく表現できないけれどいろんなことを学んでいます。

それを、褒めたりおだてたり叱ったりと刺激を与えて「良いふるまい」を促そうとするのは、大人が安心したいだけなのかもしれません。

「息子は自分で考え、自分で決められる」と待ってあげられて良かった。



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と、ここはあれですよ、告知で締めさせていただきます、しっかりと^^


(文、写真: そらまめとさやまめの母 あいちゃん)


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by mametokko | 2017-06-28 02:49 | *2016 さやまめ(親子組) | Trackback | Comments(0)

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