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9月のおさんぽ会☆

9月になっても、まだまだ日中は暑い日々。
昨日の雨を感じさせない晴天。
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今日は四回目のおさんぽ会でした。
顔なじみのメンバーもちらほら。
いつものようにスタートしました。

みんな自分たちのペースで歩いていく。
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そんな中、途中で道をはずれ木の実を発見。
みんなで取ろうと試行錯誤するも、なかなかとれなかった(>_<)
残念だったね。
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寄り道して到着したいつもの場所にシートを敷くと、みんなまったりモード。
お弁当にしよ!
森の中、涼しいね。みんなで食べるお弁当、おいしいね。
そしてテーマトークは「我が子の自慢」
人見知りしない、よく食べる、病気しないなど色んな自慢が出てきました。
子供のいいところをたくさん見つけて、たくさん自慢しながら育てていきたいですね。
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前回よりも活動範囲が広がり、新たな遊び場も発見した子供たち。
毎回同じ場所だけど、だからこそ感じることができた発見。
子供たちも飽きることなく泥だらけになって遊んでいた。
森も毎回少しずつ姿を変え、今回はどんぐりや栗のイガを発見。
季節を肌で感じて、自然の中で思いきり遊ぶ楽しさを、たくさんの人に知ってもらいたいと思います。
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                           *
ところで、8月のおさんぽ会のあと、2組の方からマダニに噛まれた旨の連絡がありました。
そのうち1組は3歳のお子さんが2か所噛まれ、
マダニが媒介する感染症、日本紅斑熱を発症されました。

マダニは全国の野山、畑、竹林などに広く分布する身近な生き物ですが、マダニの一部は日本紅斑熱などの病原菌を保有していて、そのマダニに噛まれることで日本紅斑熱(主に西日本)やライム病(主に北日本で発生)、ツツガムシ病(ダニの一種のツツガムシの幼虫が原因)に感染することが知られています。すべてのマダニ、ツツガムシが病原菌を持っていて危険、ということではありません。

日本紅斑熱はマダニに噛まれてから2~8日ほどの潜伏期間ののち、高熱と発疹が出ます。ツツガムシ病は潜伏期間は10~14日、症状は日本紅斑熱と同様だそうです。どちらも、マダニに噛まれたら速やかに皮膚科を受診し、早期に適切な治療を受ければ経度で済みます。人間から人間へ感染することはありません
発熱・発疹のほかに、全身倦怠感や頭痛、寒気といったインフルエンザに似た症状もあるので、マダニやツツガムシに噛まれた自覚がない場合はインフルエンザや風疹と誤診されることもあるようです。
対処が遅れると重篤化し、死亡例もあるので(日本紅斑熱が発見された1984年から2008年までに4例)、野外に出かけてから10日前後でこのような症状が出たら、噛まれた自覚はなくても、日本紅斑熱やツツガムシ病の可能性があることを病院で告げて、適切な治療が受けられるようにすることが大切です。

前に書いた通り、マダニは特定の森の中だけにいる特別な生き物ではなく、身近なところにいる生き物で、完全に接触を避けることはできないと考えたほうがよさそうです。(住居の周りで噛まれて日本紅斑熱を発症したと疑われる例もあるようです)
噛まれない限りはリスクはないので、今後まめとっこでは、マダニやツツガムシを体に付着させない・噛まれないための対策を、園児・親子組会員・おさんぽ会参加者にお伝えしていきます。

まめとっこの活動に参加されない方でも、外遊びや農作業など野外で過ごす機会が多い方は、日本紅斑熱・ツツガムシ病(北日本の方は主にライム病)について調べておかれることをお勧めします。

【参考】 広島県立総合技術研究所 保健環境センター「日本紅斑熱について」

最後になりましたが、日本紅斑熱を発症されたお子さんの快復をお祈りするとともに、
お子さんとご家族のみなさまに心からお見舞い申し上げます。

(文:おすぎ・ちほっち、写真:ジュンジュン・ゆうゆ)


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by mametokko | 2012-09-17 16:00 | まめとっこのおさんぽ会 | Trackback | Comments(0)

広島市安佐南区大塚・伴地区の森や菜園で活動中!「お母さんである私」を大切に思えるようになる共同保育の森のようちえん&認可外保育施設。子どもも大人も仲間とともに自然のなかで遊び学び自分を生きる。ようちえん/親子組/おさんぽ会などなど展開中!森の子育ち・親育ちのエッセンスをお届けします。


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